ほわっとした石鹸の泡のような気分を、
みなさまと楽しませていただけることを幸せに思います。
石鹸というと、なぜか子供のころを思い出します。夏の夕暮れに入るお風呂。そのときの石鹸の清々しい香りが今でも忘れられずに、いい匂い=石鹸の香り、となっていったのです。
そんなある日、「そうだ、自分で石鹸をつくってみよう!」と思い立ち、翌日には早速、キッチンでの制作開始となっていたのです。はじめは要領もよくわからず、失敗の連続でしたがなんとか形になり始め、より肌によい素材、よい素材と進んでいきました。私自身、子供の頃から肌が弱く、そんなこともやる気になった原因かもしれません。
また、大量生産の化学製品である石鹸が、原点に戻った手づくりという手法でそれをはるかに上回る素晴らしい品質を出せることも大きな驚きでした。
植物油をほとんど加熱しないで、その自然がもたらしてくれた有効成分を100%有効利用する、という考え方も素晴らしく思えました。
なんとか自慢できるぐらいのものが出来始めた頃、友人たちに配ってみたところ、想像以上によろこばれ、それがまた引き金となり楽しい石鹸づくりがより楽しいものに なっていきました。
また、友人の評価には勇気づけられましたし、ここまで続けられたのは
ひとえにその友人のお陰と、心より感謝いたしております。
こんな、ほわっとした石鹸の泡のような気分を、みなさまと楽しませていただけることを幸せに思います。まだまだこれからですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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